camp.TATANAKA70%

日曜に出勤することになったので、今日は振休。もりまきへ向かう。

今回の走行距離は90km。まあ近くてありがたいが、あまり見所がないのがなあ。
立ち寄り湯とかあるかなあ。今度行くときは探してみよう。
あまりに帰りが早かったのでツマに驚かれた。でも明日からまた仕事だし、ちょっとのんびりしたいのだ。

昼ごはんは、帰宅途中に「富士鹿」に寄る。ここは煮干しラーメンがとても旨い。もうゆうべ寝る前から、ああ明日はラーメンを食べるのだ、そして半チャーハンなんかもつけちゃうのだ…と興奮ぎみだったのだ。
20分近く待っただろうか、別のところで食べようかどうしようか…と悩んでいたけれど初志貫徹、塩煮干しラーメンと半チャーハンを食べた。どちらも旨い。待って良かった。

朝ごはんはハムエッグ定食。
僕の勤めてる会社は何度か移転しているのだけど、最初にオフィスがあった場所の近くに居酒屋があって、その店で昼に売っている目玉焼き弁当がなんだかとても旨かった。
おかずもある程度は入っていたと思うけれど記憶にない。ただ、白い御飯に目玉焼きが裏返しに載っていて、ハムが載っていて、中濃ソースをそぉーれとかけたところと、それがとても旨かったことしか覚えていない。
その店はたぶんもうないけれど、だから、僕はごはんに目玉焼きを載せるときは必ず裏返しにして中濃ソースをかけるのだ。

気温は5度。さあ御飯を炊こう。

今日のお酒は、「夢みるまえのひつじ」。にごり酒だ。
飲みやすくて旨い。本当は安ワインを飲みたいところだけど、バイクで持って来るのはちょっと無理。
いや、無理ではないけど、クーラーボックスがそれだけでいっぱいになってしまって他の食材が入らないのだ。
僕はカブキャンとはいえ食事と酒は妥協したくないのだ。
なんとかワインを持ってくる方法はないものか…。

ここは周囲より低くなっていて、しかも木々に囲まれているので、日が暮れるときはあっという間だ。瞬きをする度に暗くなって行く。
晩ごはんは久しぶりの一人鍋。なんだかんだでこれが一番旨い。
最後に、鮭のおにぎりを入れてほぐして雑炊にし、ズズズーっとすするのが至福なのだ。

ここはソロ専用サイトなので、話し声がまったく聞こえない。誰もが静かに過ごしている。
区画サイトというと、狭苦しくて自由がないという印象を持っていたけれど、ここは各サイトがゆったりと配置されていて窮屈さはない。
さらに自分の場所がちゃんと守られていて安心できる。突然目の前にテントを張り出すヤカラがいない、と保証されているのだ。
冬季閉鎖は残念だな。場所的に雪は降らなそうだけど、ここでの冬キャンプは心安らかに過ごせそうだ。

木々に囲まれているな、と思いつつ酒をあおると、隙間から真っ青な空が。
なんだなんだ、これは上等じゃないか。

今気づいたけど、この石、ここに置かれた後で割れてるよね…。
焚き火中に割れたのかな、だったらどんな音がしたんだろう。怖かったかな。