2022/07/12(Tue) 17:37

ストーブとランタンのオーバーホール

ランタンがなんだか暗い…ということで特に不具合はないと思うけどストーブも一緒にオーバーホールに出すことにした。少なくともパッキンの交換は必要なので。
全部で5,643円という見積もり。イグナイタとスプリングを交換するとのこと。これでまた何年も使えるなら安いものだろう。
少し心配なのは「昔の部品は長持ちするけど、最近のはすぐダメになる」とならなければいいな、と。
オリジナルはイギリス製、交換部品は日本製。普通に考えれば日本製の方が安心だけれど、20数年前のイギリスと現在の日本では、どちらのほうが信頼できるだろう…。

帰ってくるまで1ヶ月くらいかかる見込み。楽しみだ。
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2023/03/12(Sun) 15:12

キャンドルランタンをLED化した

苦渋の決断をした。
ハッキリとはわからないけど、たぶん25年くらい使ってきたEPIgasのランタン、スーパーマイクロランタンオートU。これのマントルが手に入らないのだ。
EPIgas純正のA-6301は、バーナーヘッドのサイズが合わず着けることができない。サイズが近いイワタニプリムスのIP-8052Nは、着けることはできるが微妙に小さいらしく、マントルとバーナーヘッドの隙間から不完全燃焼のガスが抜けてピロピロピロ…と異音がしてしまう。静かな夜に大変耳障りなのだ。
これではもう使えないか…と、捨てやしないけどしばらくお暇をあげて、他のランタンを探すことにした。
でも今さら他のメーカーのガスランタンなんか使う気にならないし、ガソリンランタンは面倒くさいし、オイルランタンはオイル漏れの問題があるし、キャンドルランタンは暗いし、LEDランタンなんて安っぽくて使う気にならない。
キャンドルランタンのオイル化はしてみたけれど、プラスチックでできたインサート自体が燃えてしまってえらい目に遭った。
仕方ない、テント内用に買ったLEDランタンを外でも使うか…と思ったが、そうだこれを分解してキャンドルランタンに組み込んだらどうか、と思いついた。

ドナーはコレ。ロゴスのダウンライトミディ。電球色で明るすぎず、ちょうどいい。
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横から顔が真っ赤になるくらいの力でグッと押すと、ホヤと本体の間にすこーしだけ隙間ができる。そこに精密ドライバを差し込む。
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差し込んだら、ちょっとこじるだけで簡単にホヤが取れる。
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内部構造は単純。LEDの基板とスイッチだけ。
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キャンドルランタンのホヤに収まるようにLED基板のカドを丸める。カッターナイフで何度か引っ掻いて傷を付け、ペンチで挟んで折る。
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キャンドルランタンの筒に配線を通す。LEDの基板は両面テープで固定したが、取れてしまうようなら他の方法を考える。
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単四電池ケースをハンダ付け。電池ケースは、2本用と1本用を、背中合わせになるように品の字型に両面テープで貼り付ける。こうすると、キャンドルの筒にピッタリ合うサイズになる。
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これで完成。見た目はキャンドルランタンなので雰囲気を壊すことはないだろう。ただし、ホヤをフロストにしないとLEDが眩しすぎる。
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キャンドルの残量確認用の穴から電源スイッチにアクセスできる。上手く固定できれば…とも思ったが、このままでも特に支障はない。
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