2022/01/21(Fri) 11:49

設営完了

また森まきに来た。少々風が強くなるという予報が出ていたが、それほどでもない。念のため、風が吹いてくる北西に林がある場所を選択した。
気温は8度。日が暮れれば急激に下がるだろうけれど、今のところはまだ寒くない。
空にはひとかけらの雲もなく、気分がいい。車で来てハンモック持って来ればよかったな、と少し後悔。
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2022/01/21(Fri) 12:33

お昼ごはん

牛挽肉でハンバーグを焼き、ハンバーガーを作ってみた。
ハンバーグ焼いて、野菜と一緒にパンに挟めばいいんだろう、カンタンカンタン…と思っていたが、これがなかなか難しい。野菜をたくさん挟みすぎて肉の味がしない。
せっかく自分で作るのだから野菜タップリにしてやろう…と思ったのが失敗だった。サブウェイで「野菜全部多めで!限界までお願いします!」といってもあまり増やしてもらえず、ガッカリさせられるのには理由があったのだ。というかガッカリしちゃいけなかったのだ。
パンも普通のパンで代用できるだろうと思ったがそうでもなかった。なんかもういろいろダメだった。
それでも青空の下でビールを飲みながらめいっぱい口を開けて食べると、この上なく旨いと感じる。安上がりな舌でよかった。
ところで来週健診なのにこんなもの食べていいんだろうか。いや、野菜多いし肉の脂は少ないのでいいんだろう。
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2022/01/21(Fri) 14:06

イスの寒さ対策

車のときはムートンを持ってくる。イスにかぶせたり、寝るときにシュラフの下に敷いたりととても役に立つ。このムートン、なかなか良いモノのようだが、もらったけどいらないから持ってけ、と実家の親に押しつけられた物だ。もらったけどいらないのは僕も同じで、珍しくて最初はリビングのイスにかぶせていたけど、結局使わなくなり、ずっと丸めて部屋の片隅に置かれていた。ああこれキャンプで使えるじゃん!と気づいたのはホンの2年前。10年くらい放っておかれていたムートンが急に大活躍するようになり、ああ人生って何が起こるかわからないなあなんて感慨にふけったものだ。
それはそれとして、バイクではさすがにムートンを持ってくる気にはなれない。そこで裏がボアになっているバイク用の防寒エプロンをひっくり返してイスにかぶせた。ムートンほどではないが、冷たさは和らぐ。
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2022/01/21(Fri) 14:12

晴れた空にちくわぶを想う

お昼を食べ終え、本を読みながら酒を飲む。至福。
晩ごはんはおでん。調理済みのパックなので下ごしらえなどはいらない。普段はおでんパックには入っていないちくわぶを追加するので、味をしみ込ませるために昼ごはんを食べたら下ごしらえをするのだけど、今日はちくわぶを持ってきていない。
本当によかったのか? うん、1月だから餅を入れるのでちくわぶはいらないのだ、と自問自答する。それでもやっぱり、ちくわぶ持って来ればよかったな、という思いは消えない。
酒をあおると視界いっぱいの青空。ああ青空よ、一本のちくわぶもない青空よ…と呼びかけてみたが、どこかで誰かがクシャミをしただけで、青空は何も答えてくれなかった。
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2022/01/21(Fri) 16:39

日没

日が傾くにつれ、気温がどんどん下がってくる。現在、3.8度。風が強く、焚き火をするのは危険だ。
それにしてもきれいな夕陽だ。思わず見入ってしまう。
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2022/01/21(Fri) 18:07

炭焚き火

日が暮れると、風は治まった。これは今日に限った偶然ではなく、何か理由があったような気がするが思い出せない。
風も治まったし、気温は1.5度と寒くなってきたので、焚き火…というか、炭を燃やす。まだキャンプ初心者の頃、「キャンプといえばバーベキューだ!」と買ったオガ炭だ。今では炭火で焼くなどすっかりしなくなってしまって、押し入れの中でおそらく10年以上、湿気やニオイと孤独に戦い続けていたであろうオガ炭だ。
炭火焼きといえば、一人用の炭火焼きコンロも売られており、少し魅力的ではあるが、なんか今さら人マネをするようでシャクなのでやらない。
焚き火と違って、炭はいちど火を付ければあとは勝手に全部灰になってくれるので楽だし、なにより遠赤外線がジャンジャン出て体を芯から暖めてくれるので、実は冬は薪より炭を燃やした方がいい。バイクでは、ひと晩分の薪を持って来るのは無理だけど、ひと晩ぶんの炭ならギリギリ持って来られる。
このオガ炭は、おがくずを固めてちくわぶ型にし、炭にしたものだ。SDGsなのだ。ふだんは「ケッ、何がえすでーじーずだい、ケッ」と斜に構えている僕だけれど、今日だけは「ホラ皆さん、オガ炭ですよ!SDGsですよ!」と呟きつつ、炭に手をかざすのだ。
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2022/01/21(Fri) 18:22

晩ごはん

セブンイレブンのおでんパックが安くて美味しい、ということなので買ってみた。
うーん、ダシがお上品というか、あまり味がしない。タネはどれも思ったより一回り小さく、フヤフヤと柔らかくて食べ応えがない。つまり圧倒的に物足りない。鍋を持ったまま近くの(4kmほど離れた)セブンイレブンに怒鳴り込もうかといきり立ったが、別にスーパーで買っておいた牛すじがマァマァここは私の顔に免じて…とクニクニとした歯ごたえでなだめてくれた。
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2022/01/21(Fri) 18:32

ワイン

今夜のワインはこれ。おでんだから日本酒にしようかなーと思ったが、日本酒は体質のせいか、ものによっては眠くなってしまうのでやはりワインにした。
しかし750mlのワインの瓶はバイクに積めるクーラーボックスの中でかなりの存在感で、他の食材や酒が入らなくなってしまう。なぜ瓶はあんな形なのだ、なぜ立方体もしくは直方体の瓶はないのだ!と憤っていると、瓶ではないが四角い紙パックのワインが見つかった。500mlで558円とやや割高だけれど、求めていたものがズバリと見つかったのでヨシとする。便利な物が割高なのは仕方ないことなのだ。
飲んでみると、ちょっとヌルっというかマルっというか、キレが弱い。美味しいんだけど、好みだけで言えば、もっとピリッと辛口が好き。あとやっぱり雰囲気が出ない。日本酒だと、ワンカップはまあまあそれなりに風情があり、たとえば夜の公園の桜の木の下で仕事帰りのオトーサンがブランコをロッキングチェアのように揺らしながらワンカップを啜っている…というのはなかなか絵になるが、これが紙パックの日本酒を添付のストローで飲んでいたりするとアラいやだあんなところでヒソヒソ…とヘタをしたら通報されてしまうのだ。ワインもやはり、ガラスの瓶をテーブルの上にドデンと置き、ランタンの明かりに透かして見るとアレもうこれしか残ってない…と宴(一人だけど)の終わりが目に見えて近づいてくるところに風情がある。紙パックではそれがないのだ。
とはいえ、パックが燃えるゴミとして捨てられるのは魅力だ。このキャンプ場では瓶ゴミは回収してもらえず、持ち帰ることになる。それを翌週金曜の瓶ゴミの日に出すのはなんかちょっと切ないのだ。次回以降も、バイクのキャンプではこれを持って行くことになるかもしれない。クーラーボックスの中での収まりがいいのは大きな魅力だ。
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2022/01/21(Fri) 18:39

冷めないように

おでんが冷めてきた。またストーブで温めないと…と思ったが、ふと思いついて炭の上に置いてみる。焚き火だとこんなことをしたら煤だらけになってしまうが、炭なら大丈夫。しばらくしたらまたアツアツになった。保温鍋敷き、というのはありそうでないな。あるのかもしれないけど。
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2022/01/22(Sat) 06:58

最低気温は-1度、という予報だったが、温度計は-3.5度を記録していた。テント内での数字なので外はもっと寒かったんじゃないだろうか。結露したテントはパリパリに凍っていた。道理で夜中寒かったわけだ。あまり眠れなかった。先月、朝霧高原では-7度でもぐっすりだったのは、やはり銀マットとムートンのおかげだ。バイクでもなんとかならないかな。眠れないのは辛い。
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